【札幌】室蘭焼鳥の名店「鳥辰」大通・狸小路店を完全攻略!メニューや予約方法まで

北海道の焼き鳥といえば、豚肉と玉ねぎを串に刺し、洋がらしで食べる「室蘭焼鳥」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。室蘭市で長年愛され続けている名店「鳥辰(とりたつ)」が、ついに札幌中心部へ進出しました。

「札幌で本場の室蘭焼鳥を食べたい」「大通や狸小路で美味しい居酒屋を探している」という方のために、鳥辰の魅力やおすすめメニューを詳しく解説します。

  • 室蘭焼鳥の老舗「鳥辰」のこだわりとは
  • 札幌にある2店舗(大通・狸小路)の場所と特徴
  • 絶対に注文すべき人気メニューBEST3
  • ランチやテイクアウトの利用方法

この記事を読めば、鳥辰での食事を120%楽しむためのポイントが全て分かります。札幌の夜を彩る絶品グルメ情報をチェックして、次の飲み会の計画を立ててみましょう。

札幌に上陸した「鳥辰」とは?室蘭焼鳥の真髄を味わう

室蘭焼鳥は、北海道を代表するご当地グルメの一つです。一般的な「焼き鳥」とは異なり、鶏肉ではなく「豚肉」を使用し、長ネギの代わりに「玉ねぎ」を挟むのが最大の特徴です。この独特のスタイルを守り続ける老舗が「鳥辰」です。

札幌には「串鳥」などの有名チェーンがありますが、鳥辰は室蘭発祥ならではの深い味わいと歴史を持っています。2025年に札幌市内へ相次いで出店し、多くの焼き鳥ファンを唸らせています。

室蘭本店から受け継ぐ秘伝のタレと洋がらし

鳥辰の味の決め手は、創業以来継ぎ足されてきた秘伝のタレです。濃厚でありながらもしつこくない甘辛いタレは、炭火で香ばしく焼かれた豚肉との相性が抜群です。一口食べれば、口の中に肉の旨味とタレのコクが広がります。

そして忘れてはならないのが「洋がらし」の存在です。室蘭焼鳥において、洋がらしは単なる薬味ではなく、味を完成させるための重要な要素です。タレの甘みを洋がらしの辛みがピリッと引き締め、絶妙なハーモニーを生み出します。

初めて食べる方は、たっぷりと洋がらしをつけて食べてみてください。そのバランスの良さに驚くはずです。ビールやハイボールが止まらなくなる、魔法の組み合わせと言えるでしょう。

札幌市内の店舗展開:大通店と狸小路店

現在、札幌市内には「大通店」と「狸小路店」の2店舗が展開されています。どちらもアクセスが良く、観光客や地元の人々で賑わっています。

大通店はオフィス街に近く、仕事帰りのサラリーマンやOLに人気です。ランチ営業を行っている場合もあり、昼から室蘭焼鳥を楽しめる貴重なスポットとしても知られています。一方、狸小路店は商店街の中にあり、雨や雪の日でもアクセスしやすいのが魅力です。

両店舗とも、本店の雰囲気を踏襲しつつ、清潔感のある内装で女性客でも入りやすい空間づくりがなされています。カウンター席も充実しており、一人飲みにも最適です。

なぜ今、札幌で「鳥辰」が注目されているのか

札幌はグルメ激戦区ですが、正統派の室蘭焼鳥専門店は意外と多くありません。その中で、室蘭で絶大な知名度を誇る鳥辰が進出したことは、大きなニュースとなりました。

特に「豚精肉」の質の高さと、炭火焼きの技術が評価されています。冷凍肉を使わず、その日に仕入れた新鮮な肉を職人が一本一本丁寧に串打ちしています。この手間暇を惜しまない姿勢が、食通たちの心を掴んでいるのです。

また、昨今のレトロ酒場ブームも追い風となり、昭和の風情を残しつつも現代的にアップデートされた鳥辰のスタイルが、若い世代にも支持されています。

これだけは外せない!鳥辰の必食メニューBEST3

鳥辰のメニューは豊富ですが、初めて訪れるなら絶対に押さえておきたい「三種の神器」があります。これらを注文せずに店を出るのはもったいないと言えるほどの看板メニューをご紹介します。

1. 王道中の王道「豚精肉」

まずは何と言っても「豚精肉(ぶたせいにく)」です。これぞ室蘭焼鳥という一品で、厳選された豚肩ロースと甘みの強い玉ねぎが交互に刺さっています。炭火でじっくりと焼かれることで余分な脂が落ち、凝縮された旨味だけが残ります。

タレをたっぷりと絡め、さらに洋がらしをつけて頬張れば、至福のひとときが訪れます。肉のジューシーさと玉ねぎのシャキシャキ感のコントラストも最高です。一人で5本、10本と注文する常連客も珍しくありません。

塩味も選べますが、やはり最初はタレをおすすめします。室蘭の歴史を感じさせる深い味わいを堪能してください。

2. トロトロ食感がたまらない「シロ」

次におすすめなのが「シロ」です。豚の大腸(ホルモン)を使用した串で、丁寧に下処理されているため臭みが全くありません。外側はカリッと香ばしく、内側はトロトロの食感で、一度食べると病みつきになります。

シロもタレとの相性が抜群です。ホルモン特有の脂の甘みがタレと混ざり合い、濃厚な味わいを楽しめます。コラーゲンも豊富なので、女性客からの支持も厚い一品です。

冷めると食感が変わってしまうため、焼き立ての熱々をすぐに食べるのが美味しくいただくコツです。

3. インパクト大!「若鶏半身唐揚げ」

焼き鳥以外で圧倒的な人気を誇るのが「若鶏半身唐揚げ」です。その名の通り、若鶏の半身を丸ごと豪快に揚げたメニューで、見た目のインパクトも十分です。

皮はパリパリ、中はふっくらジューシーに仕上がっており、鶏肉の様々な部位を一度に楽しめます。手羽先、胸肉、もも肉と、場所によって異なる食感や味の違いを比べながら食べるのも楽しいでしょう。

塩加減が絶妙で、これだけでもお酒が進みます。グループでシェアするのにもぴったりのメニューですが、一人でペロリと完食してしまう方もいます。

店舗情報とアクセス:スムーズに入店するために

人気店である鳥辰は、時間帯によっては満席になることもあります。ここでは各店舗へのアクセス方法と、予約や混雑状況について解説します。事前に情報を確認して、スマートに来店しましょう。

鳥辰 大通店の詳細情報

大通店は、地下鉄「大通駅」から徒歩圏内にあります。詳細な所在地は以下の通りです。

項目 詳細
住所 札幌市中央区南1条西5丁目 プレジデント松井ビル1F
アクセス 地下鉄大通駅 1番出口より徒歩約3分
営業時間 ランチ 11:30~14:00 / ディナー 17:00~23:00
定休日 不定休(要確認)

大通公園やデパートからも近いため、買い物の帰りや観光のついでに立ち寄るのにも便利です。ランチタイムには、焼き鳥丼や定食メニューが提供されていることがあり、リーズナブルに鳥辰の味を楽しめます。

鳥辰 狸小路店の詳細情報

狸小路店は、アーケード街の中に位置しています。

項目 詳細
住所 札幌市中央区南3条西5丁目 NKCビル1F
アクセス 地下鉄すすきの駅・大通駅より徒歩約5分
営業時間 17:00~23:30(L.O. 23:00)
定休日 不定休

狸小路商店街の中にあるため、天候を気にせず移動できます。すすきのの繁華街にも隣接しており、二次会や三次会での利用にも適しています。

予約のコツと混雑状況

週末や祝日の夜は特に混雑します。確実に入店したい場合は、事前の電話予約またはネット予約をおすすめします。特に18時から20時のピークタイムは、飛び込みで入るのが難しい場合が多いです。

また、カウンター席は比較的回転が速いため、少人数であれば少し待てば入れることもあります。狙い目は平日の開店直後か、21時以降の遅い時間帯です。ゆっくりと食事を楽しみたい方は、この時間を狙ってみてください。

ランチやテイクアウトで楽しむ鳥辰

夜の居酒屋利用がメインですが、鳥辰はその他の楽しみ方も充実しています。ライフスタイルに合わせて、様々なシーンで活用してみましょう。

お得なランチメニュー(大通店)

大通店ではランチ営業を行っている場合があります(時期により変更あり)。ランチでは、自慢の豚精肉をご飯に乗せた「室蘭焼鳥丼」や、ボリューム満点の「唐揚げ定食」などが人気です。

夜のメニューと同じクオリティの肉を使用しているため、コストパフォーマンスは非常に高いです。短い休憩時間でもサッと提供されるので、忙しいビジネスマンにとっても強い味方です。

自宅で楽しむテイクアウト

鳥辰の焼き鳥はテイクアウトも可能です。電話で事前に注文しておけば、指定した時間に焼き立てを受け取ることができます。

宅飲みのお供にはもちろん、晩ご飯のおかずとしても重宝します。冷めても美味しいですが、食べる直前に電子レンジやオーブントースターで軽く温め直すと、香ばしさが復活してより美味しくいただけます。ホームパーティーへの手土産としても喜ばれること間違いなしです。

一人飲みから宴会まで対応可能

店内は、一人でも気兼ねなく過ごせるカウンター席と、グループでワイワイ楽しめるテーブル席や小上がり席があります。会社の同僚との飲み会、友人との食事、あるいは出張時の夕食など、幅広いシーンで利用できます。

特にカウンター席では、目の前で職人が焼き鳥を焼く様子を見ることができ、臨場感たっぷりの時間を過ごせます。店員さんとの距離も近く、おすすめのメニューや日本酒を聞いてみるのも楽しみの一つです。

実際の口コミと評判まとめ

実際に鳥辰を訪れた人たちの声を集めてみました。良い評判だけでなく、気になる点も確認しておきましょう。

高評価のポイント

  • 「タレと洋がらしの組み合わせが最高。何本でも食べられる。」
  • 「豚肉が柔らかくてジューシー。今まで食べた焼き鳥の中で一番美味しい。」
  • 「店員さんの活気があり、提供スピードも速い。」
  • 「札幌でこのクオリティの室蘭焼鳥が食べられるのは嬉しい。」

やはり味に関する評価が圧倒的に高いです。特に本場の味を知る室蘭出身者からも「懐かしい味」「変わらない美味しさ」とお墨付きを得ています。

気になる点と注意点

  • 「人気店なので予約なしだと入れないことがあった。」
  • 「服に炭火焼きの匂いがつくことがある。」
  • 「全席喫煙可なので、タバコが苦手な人は注意が必要。」

混雑することと、焼き鳥店特有の煙や匂いについてはあらかじめ理解しておきましょう。匂いが気になる方は、入り口近くの席を希望するか、消臭スプレーを持参すると安心です。また、喫煙可能店であるため、未成年の入店が制限される場合がある点も留意してください。

総評:一度は行く価値ありの名店

総合的に見て、鳥辰は札幌で焼き鳥を楽しむなら外せない名店です。味、雰囲気、サービスのバランスが良く、リピーターが多いのも納得です。室蘭焼鳥という文化を体験する場所としても最適でしょう。

まとめ:今夜は「鳥辰」で乾杯しよう

札幌に進出した室蘭焼鳥の名店「鳥辰」についてご紹介しました。札幌の中心部で、伝統の味を手軽に楽しめるようになったのは、グルメファンにとって非常に喜ばしいことです。

最後に、鳥辰を楽しむためのポイントをおさらいしましょう。

  • まずは「豚精肉」と「シロ」をタレ・洋がらしで注文する。
  • 混雑を避けるため、事前の予約を推奨。
  • ランチやテイクアウトも賢く利用する。
  • 大通店と狸小路店、行きやすい店舗を選ぶ。

こだわりの炭火焼きと秘伝のタレが織りなす極上の焼き鳥は、一日の疲れを吹き飛ばしてくれるはずです。ぜひ今夜は、鳥辰で美味しいお酒と料理に酔いしれてみてはいかがでしょうか。