北海道の冬を代表する一大イベント、層雲峡温泉氷瀑まつりが2026年も開催されます。極寒の地だからこそ生み出せる氷の芸術は、訪れるすべての人を幻想的な世界へと誘います。この記事では、氷瀑まつりを全力で楽しむための最新情報をお届けします。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年1月24日(土)から3月8日(日)まで |
| メイン会場 | 上川町層雲峡温泉特設会場(石狩川河川敷) |
| 主な見どころ | 氷像ライトアップ・打ち上げ花火・氷のトンネル |
氷瀑まつりの基本情報から、マイナス20度にも達する現地の防寒対策、周辺の温泉情報まで詳しくまとめました。この記事を読めば、初めての方でも安心して冬の北海道を満喫できるはずです。それでは、光と氷が織りなす魔法のような時間の準備を始めましょう。
氷瀑まつり 2026 北海道を120%楽しむための開催日程と基本情報
2026年で開催51回目を迎える氷瀑まつりは、北海道内でも屈指の規模を誇る冬の祭典です。まずは、旅行計画の基盤となる開催スケジュールや会場へのアクセスなど、絶対に押さえておきたい基本情報を整理していきましょう。
氷瀑まつりの概要と歴史
層雲峡温泉氷瀑まつりは、大雪山国立公園の麓に位置する断崖絶壁から流れ落ちる滝が巨大な氷柱(氷瀑)となる様子を再現したお祭りです。石狩川の河川敷を利用し、数ヶ月かけて水をかけ続けて造り上げられる氷の建造物は、自然と人間の力が融合した唯一無二のアートといえます。
1976年から始まったこの祭りは、今や「北海道三大冬まつり」の一つに数えられるほど成長しました。毎年異なるテーマが設定され、訪れるたびに新しい感動を味わえるのが最大の特徴です。2026年も、さらに進化した氷の造形美が期待されており、国内外から多くの観光客が訪れます。
2026年の開催日程と点灯時間
2026年の第51回層雲峡温泉氷瀑まつりは、1月24日(土)から3月8日(日)までの長期間にわたって開催される予定です。営業時間は平日は17時から21時30分までですが、土日祝日や特定の期間(2月上旬など)は11時から開場される日もあり、昼間の青白い氷の世界も楽しめます。
特に人気が高いのは、夜間のライトアップ時間帯です。暗闇の中に浮かび上がる色とりどりの氷像は、まるで別世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。最終入場は閉場の15分前までとなっているため、余裕を持って会場に到着することをおすすめします。
会場へのアクセス方法(車・バス)
会場となる上川町層雲峡温泉へは、旭川市内から車で約1時間20分、旭川空港からは約1時間30分でアクセス可能です。レンタカーを利用する場合は、完全な雪道走行となるためスタッドレスタイヤの装着と慎重な運転が不可欠です。夜間の山道は視界が悪くなるため、運転に不慣れな方は注意してください。
公共交通機関を利用する場合は、JR旭川駅から運行されている路線バス(道北バス)を利用するのが便利です。また、層雲峡温泉街の各ホテルに宿泊すれば、ホテルから会場まで徒歩圏内であったり、送迎シャトルバスが運行されていたりするため、移動のストレスを最小限に抑えることができます。
入場料と協力金について
氷瀑まつりへの入場には、会場の維持・運営を支援するための「協力金」が必要です。2026年度は、中学生以上一人につき1,000円が目安となっています。この協力金を支払うことで、会場内で使用できる特典チケットや、温かい飲み物と交換できるサービスなどが受けられる場合もあります。
お支払いは会場入口の受付で行いますが、混雑時は小銭を用意しておくとスムーズです。この協力金は、巨大な氷像を数ヶ月かけて維持するための貴重な財源となっています。素晴らしい景色を提供してくれる運営スタッフへの感謝の気持ちを込めて、快く協力しましょう。
駐車場と渋滞回避のポイント
車で来場する方のために、会場周辺には無料の公共駐車場が整備されています。しかし、週末や打ち上げ花火が開催される時間帯は非常に混雑し、満車になることも珍しくありません。特に土曜日の19時前後はピークを迎えるため、早めの到着を心がけるのが賢明です。
渋滞を避けるためには、層雲峡温泉街の宿泊者専用駐車場に車を停め、そこから徒歩で会場へ向かうのが最も確実です。また、平日の早い時間帯や20時以降の遅い時間帯を狙うと、比較的スムーズに駐車できる可能性が高まります。無理な路頭駐車は事故の原因となるため、必ず指定の場所を利用しましょう。
幻想的な氷の造形美を堪能する見どころガイド
氷瀑まつりの魅力は、なんといってもそのスケール感と色彩の豊かさにあります。広大な会場内に点在する数々の展示物の中でも、特に見逃せないハイライトをご紹介します。写真映えするスポットも多いため、カメラの準備を忘れずに巡りましょう。
巨大な氷像とアイスドームの魅力
会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが高さ10メートルを超える巨大な氷の建造物です。これらは石狩川の水を噴霧し、極寒の空気の中で凍らせる作業を幾度となく繰り返して造られたものです。中に入ることができるアイスドームもあり、氷の壁に囲まれた不思議な空間を体験できます。
氷のトンネル内部では、天井からつららが垂れ下がり、氷の結晶がキラキラと輝く様子を間近で見ることが可能です。自然が作り出す複雑な造形は、二つとして同じ形がなく、まさに一期一会の芸術と言えるでしょう。滑りやすい箇所があるため、足元に注意しながらその壮大さを体感してください。
夜を彩る七色のライトアップ演出
日没とともに始まるライトアップは、氷瀑まつりの真骨頂です。最新のLED技術を駆使した照明が、冷たく白い氷を赤、青、緑、紫といった鮮やかな色彩で染め上げます。光の種類によって氷の質感が異なって見えるため、歩くたびに新しい表情を見せてくれるのが面白いポイントです。
特におすすめなのは、展望台からの眺めです。会場全体を高い位置から見下ろすと、闇夜に浮かぶ光の街のような絶景が広がります。プロジェクションマッピングなどの現代的な演出が加わる年もあり、伝統的な氷像と最新技術のコラボレーションは、子供から大人まで飽きることなく楽しめます。
冬空に咲く打ち上げ花火の絶景
期間中の週末を中心に開催される打ち上げ花火は、氷瀑まつりの中でも特に感動的な瞬間です。澄み渡った冬の夜空に大輪の花火が開き、その光が雪原や氷像に反射する光景は言葉を失うほどの美しさです。マイナス10度以下の極寒の中で見る花火は、夏の花火とは違った凛とした魅力があります。
花火の打ち上げ時間は通常20時頃から数分間行われます。この時間は会場が最も混雑するため、良い観賞場所を確保したい場合は15分前には位置を決めておくと良いでしょう。氷像越しに花火を撮影すると、北海道ならではの幻想的な写真を残すことができます。防寒を万全にして、この特別なショーを堪能してください。
マイナス20度の世界を攻略する防寒対策と準備
層雲峡の冬は想像を絶する寒さです。夜間の会場は体感温度がマイナス20度を下回ることもあり、適切な準備なしでは数分滞在するだけで体が凍えてしまいます。せっかくの旅行を台無しにしないよう、プロ推奨の装備を整えて挑みましょう。
レイヤリングを意識した服装の基本
極寒地での服装の基本は「レイヤリング(重ね着)」です。まず肌に直接触れるベースレイヤーには、吸汗速乾性と保温性に優れた登山用のインナーを選んでください。その上にフリースやウールセーターなどの中間着を重ね、空気の層を作ることで体温を逃がさないようにします。
一番外側のアウターには、防風・防水機能のある厚手のダウンジャケットやスキーウェアが最適です。層雲峡は風が強い日も多いため、風を通さない素材であることが非常に重要です。また、下半身も同様にタイツと厚手のパンツ、必要であればオーバーパンツを重ねることで、全身を寒さから守ることができます。
雪道を安全に歩くための靴選び
氷瀑まつりの会場内は、その名の通り「氷」の上を歩くことになります。普通の観光靴やスニーカーでは滑って転倒する危険性が非常に高く、怪我のリスクがあります。必ず冬用の滑り止めが付いたスノーブーツや防寒靴を用意しましょう。靴底の溝が深く、ゴムが柔らかい素材のものがグリップ力を発揮します。
もし適切な靴を持っていない場合は、会場入口や周辺の商店で販売されている「後付けの滑り止めゴム」を装着するのが有効です。また、足元からの冷えを防ぐために、厚手のウール靴下を履くことも忘れないでください。冷えは足元からやってくるため、インソールにカイロを入れるのも非常に効果的な対策となります。
撮影機材とスマートフォンの寒さ対策
寒さは人間だけでなく、精密機器にも悪影響を及ぼします。スマートフォンのバッテリーは極端な低温環境では急速に消耗し、突然電源が落ちることがあります。撮影時以外はポケットの中など体温で温まる場所に保管し、モバイルバッテリーを携帯することをおすすめします。
一眼レフなどのカメラを使用する場合も予備バッテリーは必須です。また、寒い屋外から暖かい室内へ移動する際に発生する「結露」にも注意が必要です。カメラをジップロックなどの密閉袋に入れてから室内に入り、徐々に温度に慣らすことで故障を防げます。手袋をしたままでも操作できるタッチパネル対応の防寒グローブも用意しておきましょう。
層雲峡温泉周辺で楽しむグルメと観光スポット
氷瀑まつりを満喫した後は、周辺の魅力を探索するのも楽しみの一つです。層雲峡温泉街には、冷えた体を癒やす名湯や、北海道ならではの味覚を楽しめるスポットが充実しています。宿泊してゆっくりとこのエリアを堪能するプランがおすすめです。
氷瀑まつり後に立ち寄りたい日帰り温泉
氷瀑まつりの会場で冷え切った体を温めるには、やはり層雲峡温泉が一番です。多くの宿泊施設では日帰り入浴を受け入れており、祭りの後に気軽に立ち寄ることができます。層雲峡の泉質は単純温泉や硫黄泉が多く、肌に優しく体の芯から温まるのが特徴です。
雪景色を眺めながら入る露天風呂は、まさに冬の北海道旅行の醍醐味と言えます。氷瀑まつり会場から徒歩で行ける施設も多いため、湯冷めに注意しながら移動しましょう。入浴後は休憩室で地元の牛乳を飲んだり、リラックスした時間を過ごしたりすることで、一日の疲れをリフレッシュさせることができます。
地元の味覚を楽しむおすすめランチ
上川町は「ラーメンの町」としても知られており、層雲峡周辺でも美味しい旭川ラーメンを楽しむことができます。濃いめの醤油ベースにラードが浮いた熱々のスープは、寒い季節には最高の御馳走です。また、地元のブランド豚である「渓谷味豚」を使用した豚丼やカツカレーも人気のメニューです。
ランチタイムには、温泉街の食堂やホテルのレストランが営業しています。中には大雪山の伏流水を使用した手打ちそばや、旬の山菜を使った料理を提供しているお店もあります。観光の合間に地元の食文化に触れることで、より深い旅の思い出ができるでしょう。人気店は昼時に混雑するため、少し時間をずらして訪れるのがコツです。
近隣の観光名所とアクティビティ
氷瀑まつり以外にも、層雲峡には魅力的な観光スポットが点在しています。代表的なのは「銀河の滝・流星の滝」です。冬の間はこれらの巨大な滝も完全に凍結し、荒々しい氷の彫刻へと姿を変えます。まつり会場からも近いため、明るい時間帯に訪れてその迫力を体感してみてください。
また、大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイを利用すれば、標高1,300メートルの五合目まで一気に登ることができます。そこから眺める大雪山連峰のパノラマは圧巻です。冬場はスノーシュー体験などのアクティビティも用意されており、北海道の雄大な自然をより身近に感じることが可能です。体力に余裕があれば、ぜひ足を延ばしてみましょう。
混雑を避けてゆったり巡るための攻略プラン
氷瀑まつりは非常に人気のあるイベントであるため、時期や時間帯によっては大変混雑します。限られた時間の中で効率よく、そしてストレスなく楽しむためのテクニックをまとめました。少しの工夫で、より快適な観光が可能になります。
週末よりも平日をおすすめする理由
もしスケジュールに融通が利くのであれば、土日祝日を避けて平日に訪れることを強く推奨します。週末はツアーバスが数多く到着し、会場内や駐車場、飲食店が非常に混み合います。一方、平日は比較的落ち着いており、巨大な氷像を背景にした写真撮影も納得いくまで行うことができます。
特に花火がない平日の夜は、静寂の中にライトアップされた氷瀑が佇み、より一層幻想的な雰囲気を感じられます。人の声もまばらな中、雪を踏みしめる音だけが響く空間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる貴重な体験となるはずです。ゆったりと氷のアートを鑑賞したい方は、ぜひ平日のプランを検討してみてください。
宿泊予約のタイミングとおすすめエリア
氷瀑まつりの期間中、層雲峡温泉街の宿泊施設は非常に早くから予約が埋まります。特に2月のさっぽろ雪まつりと重なる時期や連休は、半年前から予約が困難になることもあります。2026年の訪問を検討しているなら、遅くとも前年の秋までには予約を済ませておくのが理想的です。
もし層雲峡温泉内の宿が満室の場合は、車で40分ほどの距離にある旭川市内のホテルを拠点にするのも一つの手です。旭川市内であれば宿泊施設の選択肢も多く、夕食のバリエーションも豊富です。ただし、夜間の運転が必要になるため、雪道走行の自信がない場合は公共交通機関の最終時間を必ず確認しておきましょう。
氷瀑まつりを楽しむための理想的なタイムスケジュール
氷瀑まつりを最高に楽しむための理想的な流れは、夕暮れ前に会場に到着することです。16時30分頃に入場すれば、自然光に照らされた青白い氷像と、徐々にライトアップが始まって彩られていく過程の両方を楽しむことができます。この時間帯はまだ団体客が少なく、スムーズに移動できるメリットもあります。
約1時間から1時間半かけて会場を一周した後は、冷え切った体を引き連れて温泉街へ戻り、18時30分頃からゆっくりと夕食を楽しみます。その後、宿泊者は再び夜の花火の時間帯に合わせて会場へ向かうか、ホテルの窓から花火を眺めるといった贅沢な過ごし方も可能です。このリズムで動くことで、寒さと混雑を最小限に抑えつつ魅力を最大化できます。
まとめ
層雲峡温泉氷瀑まつり2026は、北海道の冬を象徴する感動的なイベントです。マイナス20度という過酷な環境が生み出す氷の芸術は、その場に立った者だけが味わえる特別な感動を与えてくれます。事前の防寒対策と移動手段の確保をしっかりと行い、万全の体制で臨みましょう。
幻想的なライトアップや夜空を彩る花火、そして心まで温まる層雲峡の名湯。これらを組み合わせることで、あなたの冬の旅は一生忘れられない素晴らしいものになるはずです。2026年の冬は、ぜひ層雲峡で光と氷の魔法にかかってみてください。あなたの訪問を、大雪山の白い妖精たちが静かに待っています。

