「週末はどこかへ出かけたいけれど、遠出は疲れる」「札幌からサクッと行けて、リフレッシュできる絶景スポットを知りたい」そんなふうに悩んでいませんか。広大な北海道において、札幌近郊は都市機能と大自然が隣り合わせにある稀有なエリアです。車を少し走らせるだけで、湖、海、山、そしてアートのような景観まで、多彩な絶景に出会うことができます。この記事では、札幌在住の筆者が自信を持っておすすめする、日帰り可能な絶景ドライブスポットを厳選してご紹介します。初めての北海道ドライブでも安心して楽しめるよう、エリア別の特徴や注意点も網羅しました。
この記事で紹介する主なエリアと特徴は以下の通りです。
| エリア名 | 主な絶景・特徴 | 札幌からの所要時間 |
|---|---|---|
| 支笏湖・千歳 | 透明度抜群の「支笏湖ブルー」と山々 | 約60分 |
| 定山渓・南区 | 渓谷美、ダム、温泉街の四季 | 約50分 |
| 小樽・石狩 | 日本海に沈む夕日、運河、断崖絶壁 | 約45〜90分 |
| 長沼・由仁 | 田園風景、花畑、丘陵地帯 | 約50分 |
次の週末は、心洗われるような景色を求めてドライブに出かけてみませんか。まずは、札幌市内からもアクセス抜群で、絶対に外せない王道の絶景スポットから見ていきましょう。
【厳選】札幌から1時間以内!絶対外せない王道絶景ドライブスポット
札幌中心部から車で1時間圏内には、北海道らしい雄大な自然を感じられるスポットが点在しています。移動時間が短いため、午後からの出発や、あまり時間を取れない日でも十分に満足できるのが魅力です。ここでは、観光客だけでなく地元民も何度も訪れる、鉄板の絶景スポットを5つ紹介します。
支笏湖(透明度日本一のブルーと山々のコントラスト)
支笏湖(しこつこ)は、札幌から車で約1時間という好立地にありながら、手つかずの大自然が残る支笏洞爺国立公園の中核エリアです。最大の特徴は、環境省の水質調査で何度も日本一に選ばれたその透明度です。「支笏湖ブルー」と称される深く澄んだ青色の湖面は、晴れた日には空の色を映し出し、周囲を囲む恵庭岳や樽前山の緑(冬は白銀)とのコントラストが息をのむ美しさを見せます。
ドライブで訪れるなら、湖畔線を走る国道453号線がおすすめです。木々の合間から時折見える湖の輝きは、ドライバーの目を楽しませてくれます。湖畔には駐車場が整備されており、車を降りて散策路を歩けば、より近くでその透明度を実感できるでしょう。また、遊覧船に乗って湖の上から水中を観察したり、カヌー体験で湖面との一体感を味わったりすることも可能です。冬には湖水を吹き付けて凍らせたオブジェが並ぶ「千歳・支笏湖氷濤まつり」が開催され、昼はナチュラルブルー、夜はライトアップされた幻想的な世界を楽しむことができます。
モエレ沼公園(アートと自然が融合する広大なランドマーク)
札幌市東区にあるモエレ沼公園は、世界的な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手がけた、公園全体がひとつの彫刻作品となっている場所です。かつてゴミ処理場だった土地を再生して作られたこの公園は、自然とアートが見事に融合した、他にはない景観を作り出しています。広大な敷地内には、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」や、モエレ山、テトラマウンドなどの幾何学的なフォルムの建造物が点在し、どこを切り取っても絵になるフォトジェニックな空間が広がっています。
園内は車で周ることはできませんが、広大な駐車場に車を停めて、レンタサイクルや徒歩で散策するのが一般的です。特に高さ62メートルのモエレ山山頂からの景色は必見で、札幌市内を一望できるパノラマビューは圧巻です。春は桜、夏は水遊びができるモエレビーチ、秋は紅葉、冬はクロスカントリースキーと、四季折々のアクティビティと景観が楽しめます。ただの公園散策ではなく、アートの中を歩くような特別な体験ができるため、感性を刺激したい日のドライブに最適です。
羊ヶ丘展望台・藻岩山(札幌の街並みを一望するパノラマビュー)
札幌の街並みと広大な石狩平野を見渡したいなら、「さっぽろ羊ヶ丘展望台」と「藻岩山(もいわやま)」がツートップです。羊ヶ丘展望台は、あの有名なクラーク博士像が立つ場所として知られています。草原には羊が草を食み、その背後には札幌ドームや市街地のビル群が広がるという、牧歌的な風景と都市景観が同居するユニークな景色が魅力です。駐車場も完備されており、札幌中心部から30分程度で到着できるアクセスの良さも人気の理由です。
一方、藻岩山は「日本新三大夜景」にも選ばれた、夜景の名所として知られています。標高531メートルの山頂までは、麓から藻岩山観光自動車道(有料道路)を利用して中腹まで行き、そこから「もーりすカー(ミニケーブルカー)」に乗り継ぐか、ロープウェイを利用してアクセスします。昼間の景色も素晴らしく、天気が良ければ遠く石狩湾まで見渡せます。夕暮れ時から夜にかけて、街に明かりが灯り始め、宝石箱のように輝く瞬間は、デートコースとしても最高のロケーションです。冬の澄んだ空気の中では、光の輝きがいっそう増して見えます。
定山渓温泉・豊平峡ダム(渓谷美と癒しの温泉郷)
札幌の奥座敷と呼ばれる定山渓(じょうざんけい)温泉は、豊平川の渓谷沿いに広がる温泉地です。国道230号線を走ると、四季折々の渓谷美が車窓から楽しめます。特に紅葉シーズン(10月上旬〜中旬)は、山全体が赤や黄色に染まり、多くの観光客で賑わいます。温泉街には無料の足湯や手湯が点在しており、ドライブの休憩がてら気軽に温泉気分を味わうことができます。また、散策路「二見吊橋」から眺める渓谷の景色は、定山渓を代表する絶景ポイントです。
定山渓からさらに奥へ進むと、豊平峡(ほうへいきょう)ダムがあります。環境保護のためマイカー規制が行われており、駐車場から電気バスに乗り換えてダムサイトへ向かいます。アーチ式コンクリートダムから豪快に放流される水と、周囲の断崖絶壁が織りなす景観は迫力満点です。観光放流が行われる時期に合わせて訪れると、虹がかかる美しい光景に出会えることもあります。自然の雄大さと人工物の迫力が調和した、見応えのあるスポットです。
頭大仏殿(真駒内滝野霊園)(世界的建築家が手掛けた神秘の空間)
近年、SNSや海外メディアで話題となっているのが、札幌市南区の真駒内滝野霊園内にある「頭大仏(あたまだいぶつ)」です。建築家・安藤忠雄氏が設計したこの施設は、巨大な大仏様がラベンダーの丘に埋もれるように鎮座しており、外からは頭頂部しか見えません。アプローチを進み、トンネルを抜けた先に初めて大仏様の全貌が現れるという、ドラマチックな演出が施されています。切り取られた空と大仏様の姿は非常に神秘的で、静寂に包まれた空間には特別な時間が流れています。
夏(7月中旬〜下旬)には丘一面に15万株のラベンダーが咲き誇り、紫色の絨毯と大仏様のコラボレーションが見られます。冬には雪が降り積もり、真っ白な雪原から頭だけを出している姿もまた一興です。霊園という場所柄、敬虔な気持ちで訪れる必要がありますが、建築や絶景を愛する人々にとっては見逃せないスポットです。園内にはモアイ像のレプリカが並ぶエリアもあり、異国情緒漂う不思議な光景として知られています。
【海・夕日】海岸線を走る!石狩・小樽・積丹エリアの絶景
山や湖だけでなく、海の絶景を楽しめるのも札幌近郊ドライブの醍醐味です。日本海側に面したこのエリアは、奇岩が続く海岸線や、水平線に沈む美しい夕日が魅力です。特に夏場は爽快な潮風を感じながらのドライブが最高です。ここでは、海沿いのルートで楽しめる絶景スポットを紹介します。
小樽運河・祝津パノラマ展望台(ノスタルジックな街並みと青い海)
札幌から高速道路を使えば約40分で到着する小樽は、ドライブデートの定番です。石造りの倉庫群が並ぶ小樽運河は、昼間の散策はもちろん、ガス灯が灯る夕暮れ時以降の景色が特にロマンチックです。運河沿いをゆっくり歩いたり、運河クルーズを楽しんだりして、歴史情緒あふれる風景を満喫できます。周辺にはガラス工房やオルゴール堂、スイーツショップが並び、街歩きも楽しめます。
海そのものの絶景を楽しみたいなら、市街地から車で15分ほど走った場所にある「祝津(しゅくつ)パノラマ展望台」へ向かいましょう。高台に位置するこの展望台からは、日本海の大海原と、断崖絶壁が続く海岸線を一望できます。天気が良ければ、遠く積丹半島まで見渡せることもあります。近くには「小樽貴賓館(旧青山別邸)」や「おたる水族館」もあり、絶景と観光をセットで楽しむルートが組みやすいのもポイントです。
石狩「あいろーど厚田」(日本海に沈む夕日が美しい恋人の聖地)
札幌市北部から国道231号線(オロロンライン)を北上するルートは、信号が少なく快適なシーサイドドライブが楽しめます。その途中にある道の駅「石狩「あいろーど厚田」」は、休憩スポットとしてだけでなく、絶景スポットとしても人気です。最上階の展望デッキからは、眼下に広がる日本海を一望でき、特に夕日の美しさは格別です。「恋人の聖地」にも認定されており、カップルが南京錠をかけて愛を誓うスポットもあります。
このエリアは、かつてニシン漁で栄えた歴史があり、資料館などでその歴史に触れることもできます。道の駅では、地元の特産品であるシャコやニシンを使ったグルメ、ジェラートなども味わえます。札幌中心部から約1時間強で到着できるため、午後からふらっと夕日を見に行くドライブにも最適です。海に沈む夕陽を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
積丹半島・神威岬(積丹ブルーが広がる大パノラマ ※少し遠出)
札幌から車で約2時間〜2時間半と少し距離はありますが、時間をかけてでも行く価値があるのが積丹(しゃこたん)半島です。特に「神威岬(かむいみさき)」は、北海道を代表する絶景スポットの一つです。駐車場から岬の先端までは、アップダウンのある遊歩道「チャレンカの小道」を20分ほど歩きますが、その先に待っているのは360度の水平線と、「積丹ブルー」と呼ばれる驚くほど青く透明な海です。
岬の先端には神威岩がそびえ立ち、荒々しい岩肌と美しい海の色との対比は圧巻の一言です。強風時は遊歩道への立ち入りが禁止されることもあるため、事前に天候情報を確認することをおすすめします。また、6月から8月にかけてはウニ漁の解禁シーズンであり、絶景とともに新鮮なウニ丼を味わうのが積丹ドライブのゴールデンコースです。島武意海岸(しまむいかいがん)や黄金岬など、周辺にも絶景スポットが点在しています。
【季節限定】花畑・紅葉・雪景色…その時期だけの感動ドライブ
北海道の風景は、季節によって全く異なる表情を見せます。春から秋にかけては色とりどりの花々が、秋には燃えるような紅葉が、そして冬には一面の銀世界が広がります。ここでは、特定の季節に訪れることで真価を発揮する、季節限定の絶景ドライブスポットを紹介します。
恵庭渓谷(三段の滝などの紅葉・新緑の名所)
札幌と新千歳空港の間に位置する恵庭市の山間部には、「恵庭渓谷(えにわけいこく)」と呼ばれる景勝地があります。ここには「白扇の滝」「らるまないの滝」「三段の滝」という個性的な3つの滝が点在しており、駐車場から少し歩くだけでそれぞれの滝を鑑賞できます。特に美しいのが秋の紅葉シーズンです。カエデやヤマモミジが赤や黄色に色づき、白い飛沫を上げる滝とのコラボレーションは、まるで日本画のような風情があります。
新緑の季節(5月下旬〜6月)もおすすめで、生命力あふれる緑とマイナスイオンに包まれた森林浴ドライブが楽しめます。札幌市内から国道453号線経由で支笏湖へ向かうルートの途中に位置しているため、支笏湖ドライブと組み合わせて立ち寄るのが効率的です。遊歩道も整備されていますが、足元が滑りやすい場所もあるため、歩きやすい靴で訪れるのが安心です。
由仁町「ゆにガーデン」・長沼エリア(田園風景と花畑)
札幌から東へ車で約1時間の場所にある夕張郡由仁町や長沼町は、なだらかな丘陵地帯に畑が広がる、北海道らしい田園風景が魅力のエリアです。中でも「ゆにガーデン」は、国内最大級の英国風庭園として知られ、春の桜や菜の花、初夏のリナリア、秋のコスモスやコキアなど、季節ごとに異なる花々が広大な敷地を彩ります。手入れの行き届いた庭園を散策したり、ハーブの香りを楽しんだりして、優雅なひとときを過ごせます。
周辺の長沼町には、農家レストランやこだわりのカフェが点在しており、「マオイの丘公園」からの眺めも素晴らしいです。見渡す限りの畑と広い空、遠くに見える山並みは、これぞ北海道という開放感を与えてくれます。特に夕暮れ時、夕日が畑を黄金色に染める景色は感動的です。農産物直売所も多いため、新鮮な野菜を買って帰るのもドライブの楽しみの一つです。
冬のドライブの魅力と注意点(雪景色、ホワイトアウト対策)
12月から3月にかけての北海道は、一面が雪に覆われる銀世界となります。冬のドライブは敬遠されがちですが、晴れた日の雪景色は言葉を失うほど美しいものです。真っ白な平原に一本道が続く風景や、木々に雪が積もった「樹氷」、凍結した湖など、冬にしか見られない絶景があります。特に美瑛や富良野方面(札幌から約2.5時間)まで足を延ばせば、「青い池」のライトアップなど幻想的な光景に出会えます。
しかし、冬のドライブには十分な注意と準備が必要です。スタッドレスタイヤの装着は必須であり、四輪駆動車(4WD)を選ぶのが鉄則です。急ブレーキや急ハンドルは厳禁で、車間距離を通常の3倍以上空ける「防衛運転」を心がけてください。また、猛吹雪で視界が全くなくなる「ホワイトアウト」に遭遇した場合は、無理に進まず、ハザードランプを点灯して安全な場所に停車することが命を守ります。天候が荒れそうな日は勇気を持ってドライブを中止する判断も重要です。
【グルメ・体験】絶景だけじゃない!立ち寄り必須のおすすめスポット
絶景を目的にしたドライブでも、美味しい食事や楽しい体験があれば満足度はさらに高まります。ここでは、素晴らしい景色を眺めながらグルメを楽しんだり、北海道ならではの体験ができたりするスポットを紹介します。ドライブの経由地として設定することで、旅のプランがより充実したものになります。
八剣山ワイナリー(ブドウ畑と岩山の景観を楽しむ)
札幌市南区にある八剣山(はっけんざん)の麓に位置する「八剣山ワイナリー」は、地元のブドウを使ったワイン造りを行っている施設です。目の前に広がるブドウ畑と、その背後にそびえ立つ八剣山の荒々しい岩肌は、独特の景観美を作り出しています。敷地内にある「八剣山キッチン&マルシェ」では、地元食材を使った料理や、オリジナルワインを楽しむことができます(ドライバーの方はジュースやノンアルコールで)。
周辺には、乗馬体験ができる「ワイルドムスタングス」や、果物狩りができる果樹園もあり、アクティビティも充実しています。札幌中心部から車で約40分という近さでありながら、里山ののどかな風景に癒やされるスポットです。秋には紅葉した山と収穫前のブドウ畑が美しいコントラストを描きます。
エスコンフィールドHOKKAIDO(最新スポットと周辺の自然)
2023年に北広島市に開業した「北海道ボールパークFビレッジ」の中核施設「エスコンフィールドHOKKAIDO」は、野球ファンならずとも訪れたい最新スポットです。札幌から車で約40分。巨大なガラス壁を持つスタジアム自体が建築物として美しく、周辺の緑豊かな環境と調和しています。試合がない日でも入場可能(一部有料エリアあり)で、スタジアム内のグルメや温泉・サウナを楽しむことができます。
スタジアム内から大きなガラス越しに見る外の景色や、逆に外から見るスタジアムの威容は、新しい北海道の風景として定着しつつあります。敷地内にはグランピング施設や子供の遊び場も整備されており、家族連れのドライブ先としても最適です。夜にはライトアップされ、近未来的な雰囲気を醸し出します。
当別町「北欧の風 道の駅とうべつ」(田園風景とグルメ)
札幌中心部から車で約45分、当別町にある「北欧の風 道の駅とうべつ」は、スウェーデンのレクサンド市と姉妹都市提携を結んでいることから、北欧風のデザインで統一されたお洒落な道の駅です。高い天井と大きな窓が特徴的な建物からは、当別町の広大な田園風景を一望できます。特に冬場は、雪原の中にぽつんと佇むような風景が北欧の冬を彷彿とさせます。
館内には、イタリアンレストランやスイーツショップが入っており、地元食材を使ったレベルの高いグルメが味わえます。ドライブの休憩に立ち寄るだけでなく、ここを目的地にしても良いと思えるほどの居心地の良さがあります。近くには「ロイズカカオ&チョコレートタウン」もあり、工場見学や限定チョコレートの購入ができるため、セットで訪れるのが人気コースです。
札幌近郊ドライブを成功させるためのコツと準備
最後に、札幌近郊のドライブを安全かつ快適に楽しむための具体的なアドバイスをお伝えします。北海道の道路事情は本州とは異なる点が多く、事前の準備が重要です。トラブルを未然に防ぎ、最高の思い出を作るために、以下のポイントを押さえておきましょう。
レンタカー選びとルート計画(渋滞回避・峠道注意)
レンタカーを借りる際は、コンパクトカーよりも少し排気量に余裕のある車や、視界が高いSUVタイプが運転しやすく疲れにくいのでおすすめです。特に冬場は4WD(四輪駆動)の指定が必須となります。ルート計画を立てる際は、Googleマップの所要時間よりも少し余裕を持たせてください。北海道の道路は流れが速い傾向にありますが、観光シーズンや週末の夕方は、札幌市内に戻る幹線道路(特に国道230号、36号、5号)で渋滞が発生しやすくなります。
また、支笏湖方面や中山峠などの山間部を走るルートには、急カーブや勾配が続く場所があります。スピードを出しすぎず、カーブの手前では十分に減速することを心がけましょう。道の駅やコンビニエンスストアの間隔が広いエリアもあるため、トイレ休憩は早めにとるのが鉄則です。
服装と持ち物(山間部や海沿いの気温差対策)
札幌市内は暖かくても、山間部や海沿いの絶景スポットに行くと、気温が5度以上低いことがあります。特に春や秋の夕暮れ時、または標高の高い展望台では風が強く、体感温度はさらに下がります。夏場であっても薄手の羽織るもの(ウインドブレーカーやカーディガン)を一枚車に積んでおくと安心です。冬場はもちろん、防寒着、手袋、滑り止め付きの靴が必要です。
ドライブのお供として、偏光サングラスがあると便利です。西日が強い時間帯や、冬の雪道の照り返しによる眩しさを軽減し、目の疲れを防いでくれます。また、スマートフォンの充電器や、お気に入りの音楽プレイリストも忘れずに用意しましょう。
野生動物への注意(エゾシカの飛び出しなど)
北海道のドライブで最も注意すべきリスクの一つが、野生動物の飛び出しです。特にエゾシカは、山間部だけでなく市街地近くの道路にも出没することがあります。衝突すると車が大破するほどの衝撃があり、大変危険です。エゾシカは夕暮れ時から夜明け前にかけて活発に行動するため、この時間帯に山道を走る場合はハイビームを活用し、道路脇に光る目がないか注意深く確認しながら走行してください。
キタキツネやタヌキなども道路を横断することがあります。「動物注意」の標識がある場所では、必ずスピードを落とし、いつ動物が飛び出してきても止まれるように構えておくことが大切です。自然豊かな北海道だからこその注意点ですが、安全運転で動物たちとの共存を心がけましょう。
まとめ
札幌近郊には、わずか1時間程度のドライブで日常を忘れさせてくれる絶景スポットがたくさんあります。透明な湖、雄大な海、美しい夜景、そして四季折々の自然美。その日の気分や天候に合わせて目的地を選び、ハンドルを握ってみてください。車というプライベートな空間で移動するからこそ出会える景色や、ふとした瞬間の感動が、あなたの心をリフレッシュさせてくれるはずです。
次の休日は、ぜひこの記事を参考にして、あなただけのお気に入りの絶景を探しに出かけてみてください。

