新千歳空港⇔北24条はバスが快適!乗り場・料金・JRとの比較を徹底解説

札幌市北区の交通結節点である「北24条駅」エリアから新千歳空港へ向かう際、あなたはどのルートを選んでいますか?多くの人が「地下鉄でさっぽろ駅まで行き、JR快速エアポートに乗り換える」という方法を使っています。しかし、大きなスーツケースを持っての地下鉄移動や、混雑する札幌駅での乗り換えにストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、北24条駅バスターミナルからは、新千歳空港へ直行できる便利な「空港連絡バス」が運行されています。座って乗り換えなしで移動できるこのルートは、特に荷物が多い旅行者やビジネスマンにとって隠れた最適解となり得ます。この記事では、北24条発着のバス利用に関する全ての情報を網羅し、あなたの移動をより快適にするための判断材料を提供します。

比較項目 空港連絡バス(直行) 地下鉄 + JR快速
料金(大人) 1,300円 1,440円(乗継指定時)
所要時間 約65分〜(交通状況による) 約50分(乗換含まず)
乗り換え なし(直行) あり(さっぽろ駅/札幌駅)
着席確度 高い(定員制・補助席あり) 時間帯により立ち乗り
荷物の扱い トランク預け入れ可 自分で管理・運搬

北24条駅から新千歳空港へ行くバスの基本情報まとめ

まずは、北24条駅から新千歳空港へ向かうバス路線の全体像を把握しましょう。この路線は「麻生・北24条線」と呼ばれ、北海道中央バスと北都交通が運行しています。地下鉄を利用して札幌駅経由で向かう場合と比較して、どのような特徴があるのか、料金やシステムを含めて詳しく解説します。

運行ルートと主要な停車停留所

北24条を経由する空港連絡バスは、地下鉄麻生駅にある麻生バスターミナルを始発とし、北24条駅を経由して高速道路(札樽自動車道)へ向かうルートをとります。具体的には、「地下鉄麻生駅」を出発後、「北24条駅前」に停車し、その後いくつかの停留所を経て札幌北ICから高速道路に入ります。

このルートの最大の特徴は、札幌都心部(大通や札幌駅前、すすきの)を経由しないことです。都心部の渋滞に巻き込まれるリスクが比較的少ないため、定時性が比較的保たれやすいルートと言えます。ただし、冬期や朝夕のラッシュ時は一般道の混雑により、高速道路に入るまでに時間がかかる場合があるため注意が必要です。

空港到着時は、国内線ターミナルに先に停車し、その後に国際線ターミナルへ向かいます。利用する航空会社によって降りる場所が異なるため、車内アナウンスをよく聞いて降車ボタンを押すようにしましょう。JALやANAなどの大手航空会社もLCCも、基本的には国内線ターミナルでの降車となります。

運賃と支払い方法(ICカード・タッチ決済)

現在、北24条駅から新千歳空港までのバス運賃は、大人片道1,300円(小人650円)です。これは地下鉄とJRを乗り継いだ場合の合計運賃(約1,440円前後)と比較して、わずかに安く設定されています。往復割引券や回数券(スマホ回数券含む)を利用すれば、さらにコストを抑えることも可能です。

支払い方法については、現金のほかに交通系ICカード(SAPICA、Kitaca、Suica、PASMOなど)が利用可能です。乗車時と降車時の両方でカードを読み取り機にタッチする必要があります。チャージ残高が不足していると降車時にスムーズに降りられないため、事前のチャージを推奨します。

さらに近年では、Visa、JCB、American Expressなどの「タッチ決済(コンタクトレス決済)」に対応したクレジットカードでも乗車が可能になっています。インバウンド対応として導入されましたが、国内旅行者にとってもチケット購入の手間が省ける非常に便利なシステムです。

所要時間の目安とタイムスケジュール

標準的な所要時間は、北24条駅から新千歳空港まで約65分とされています。しかし、これはあくまで道路状況が順調な場合の目安です。北海道の道路事情、特に冬期の降雪時や路面凍結時は、高速道路の速度規制や一般道の渋滞により、所要時間が大幅に延びることが珍しくありません。

バスは約15分〜30分間隔(時間帯による)で運行されており、比較的本数は多いと言えます。早朝便は6時台から運行しており、午前中の早いフライトにも対応可能です。逆に空港発の最終便は22時台まであるため、夜遅くの到着でも安心して利用できます。

フライトの時間に合わせてバスを選ぶ際は、余裕を持って「搭乗手続き締め切り時刻の60分〜90分前」に空港に到着する便を選ぶのが鉄則です。特に冬場は「バスが遅れる」ことを前提に、1本か2本早い便に乗る計画を立てることを強くおすすめします。

予約は必要?定員オーバーのリスク

北24条駅から乗車する場合、事前の座席予約は「不要」です。というよりも、この路線は座席指定制ではなく「先着順の座席定員制」を採用しているため、予約自体ができません(一部の遠方路線を除く)。バス停に並んだ順に乗車し、空いている席に座るスタイルです。

ここで気になるのが「満席で乗れないリスク」です。始発は麻生駅ですが、麻生駅で満席になることは稀です。しかし、大型連休やお盆、年末年始などの繁忙期には、補助席まで埋まる混雑が発生する可能性があります。もし満席の場合は乗車を断られ、次の便を待つことになります。

絶対に遅れられない重要なフライトがある場合や、極度の混雑が予想される時期には、バスではなく時間の正確なJR(地下鉄経由)を利用するか、かなり時間に余裕を持ってバス停に並ぶなどの対策が必要です。平日の通常期であれば、乗車できないケースはほとんどありません。

北都交通と中央バスの違いはある?

この「麻生・北24条線」は、北海道中央バスと北都交通の2社が共同運行しています。利用者側の視点では、どちらの会社のバスに乗っても運賃や所要時間、ルートに違いはありません。共通の乗車券やICカードが使用でき、サービス内容もほぼ同一です。

唯一の違いは車内の設備やWi-Fiの接続方法などが車両によって異なる程度です。バス停に来た車両が赤と白のカラーリングなら中央バス、緑色のラインが入っていれば北都交通ですが、来たバスに乗れば問題なく空港へ到着します。時刻表も両社合わせて掲載されているため、運行会社を意識する必要はほとんどありません。

ただし、忘れ物をした場合の問い合わせ先は運行会社によって異なります。乗車したバスがどちらの会社だったか(車体の色やアナウンス)をなんとなく覚えておくと、万が一の際にスムーズに対応できるかもしれません。

迷わず乗れる!北24条駅バスターミナルの乗り場ガイド

「北24条駅」は地下鉄駅の直上にバスターミナルがありますが、構造が少し複雑で、初めて利用する人は迷いやすい場所でもあります。空港連絡バスが発着する正確な位置と、待ち時間を快適に過ごすための周辺情報を解説します。

バスターミナルの位置とアクセス方法

北24条バスターミナルは、地下鉄南北線「北24条駅」の真上に位置しています。地下鉄の改札を出たら、「バスターミナル方面」の案内表示に従って階段またはエレベーターで地上階(または2階の待合所)へ上がりましょう。バスターミナルは建物の中にバスが入ってくる形式になっています。

空港連絡バスは、基本的にターミナル内のレーンから発車します。路上のバス停ではないため、雨や雪の日でも屋根の下でバスを待つことができ、北海道の厳しい冬には非常にありがたい構造です。地下鉄からの乗り継ぎも、外に出ることなくスムーズに行えます。

注意点として、北24条周辺には路上のバス停も点在しています。空港行き以外の路線バス(札幌駅行きなど)は路上から出ることもあるため、必ず「新千歳空港行き」の表示があるターミナル内の乗り場を確認してください。

具体的な乗り場番号の確認

空港連絡バス(麻生・北24条線)は、通常「4番乗り場」付近から発車することが多いですが、ダイヤ改正や工事等で変更になる可能性もゼロではありません。ターミナル内の電光掲示板や案内板で「新千歳空港行き」の乗り場番号を必ず目視確認してください。

乗り場には係員がいる場合もありますが、基本的には無人です。バスが到着すると運転手がドアを開けて案内を開始します。トランクに預ける大きな荷物がある場合は、乗車前に運転手に申し出て、荷物室へ入れてもらいましょう。引換証を受け取る場合もあるので無くさないようにしてください。

出発時刻の5分〜10分前には乗り場に並んでおくのがマナーであり、座席確保の鉄則です。特に冬場は到着したバスが遅れてくることもありますが、列を離れずに待ちましょう。

待合室や近くのコンビニ情報

北24条バスターミナルには屋内待合室があり、冬でも暖房が効いています。ベンチも設置されているため、バスが来るまで座って待つことが可能です。トイレもターミナル内に完備されているので、長時間のバス移動前に済ませておくと安心です。

ターミナルビル内や隣接するビルには、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアがあります。バス車内での飲食用の飲み物や軽食を購入するのに便利です。また、周辺には飲食店も多いため、出発前に食事を済ませることも可能です。

もし待ち時間が長い場合は、北24条駅周辺のカフェなどで時間を潰すのも良いでしょう。ただし、バスターミナルまでの移動時間を考慮し、乗り遅れないように注意してください。

新千歳空港から北24条へ帰る時の注意点

行きだけでなく、旅行や出張からの帰り(新千歳空港→北24条)にバスを利用する場合も非常に便利です。疲れている時に座って帰れるのは大きなメリットですが、空港での乗り場や切符の買い方には独自のルールがあります。

空港の乗り場(ANA・JAL・国際線)

新千歳空港のバス乗り場は1階にあります。到着ロビーに出たら、そのまま外へ出るのではなく、案内表示に従って1階のバス乗り場へ移動してください。麻生・北24条方面のバスは、ANA側(北側)、JAL側(南側)、国際線ターミナルの各所定の乗り場に停車します。

具体的には、ANA到着口前付近の乗り場と、JAL到着口前付近の乗り場の2箇所が国内線の主要な乗車ポイントです。行き先表示が「麻生・北24条行き」となっているバスを確認してください。札幌都心行き(福住経由など)に乗ってしまうと、北24条には停まらないため注意が必要です。

国際線ターミナルから乗車する場合も、1階のバス乗り場(通常65番付近など)を利用します。国際線から乗る場合は始発に近い状態なので、席を選びやすいというメリットがあります。

切符売り場とICカード利用

空港のバス乗り場付近には自動券売機(北都交通・中央バス共用)が設置されています。ここで乗車券を購入できますが、ICカードやタッチ決済対応のクレジットカードを持っている場合は、券売機に並ぶ必要はありません。直接バスの乗車口へ向かいましょう。

券売機ではクレジットカードが使えない場合がある(カウンター対応のみなど)ため、現金の持ち合わせが少ない場合はICカードかスマホ決済の準備をしておくとスムーズです。もちろん、車内での現金払いも可能ですが、お釣りが出ないよう両替が必要になるため、事前購入かIC利用がスマートです。

往復券を購入していた場合、帰りの券(復路券)を運賃箱に入れるだけでOKです。有効期限がないタイプの回数券を持っている場合も同様に使用できます。

最終便の時間と乗り遅れ対策

空港発北24条行きの最終バスは、22時台まで運行されていますが、LCCの深夜到着便などの場合は間に合わない可能性があります。飛行機の到着時刻とバスの最終時刻を必ず照らし合わせておきましょう。特に手荷物の受け取りに時間がかかると、想定していたバスに乗れないことがあります。

もし最終バスに乗り遅れた場合は、JR快速エアポートを利用して札幌駅まで行き、そこから地下鉄またはタクシーで北24条へ向かうことになります。JRの終電も逃した場合は、空港内のホテルに宿泊するか、高額になりますがタクシー利用となってしまいます。

冬場は飛行機の到着遅れも頻発します。「バスがあるから大丈夫」と過信せず、遅延時の代替ルート(JRの時間など)も頭に入れておくことが、旅の終わりのトラブルを防ぐ鍵となります。

地下鉄+JRと比較!バス移動のメリット・デメリット

北24条在住者や宿泊者にとって、バスとJR(地下鉄経由)のどちらを選ぶかは永遠のテーマかもしれません。それぞれの特性を深く理解し、シチュエーションに応じて使い分けることが賢い旅行者の選択です。

荷物が多い時の圧倒的メリット

バス移動の最大のメリットは、何と言っても「荷物の運搬が楽」なことです。北24条駅から地下鉄に乗り、さっぽろ駅で降りて、長い地下通路を歩いてJR札幌駅の改札を通り、ホームへ上がる……この工程を大きなスーツケースを持って行うのは重労働です。特に階段やエスカレーターの乗り継ぎはストレスになります。

一方、バスなら北24条バスターミナルで荷物をトランクに預けてしまえば、あとは空港の到着ロビー前まで手ぶらで座っているだけです。お土産を買い込んで荷物が増えた帰り道こそ、このメリットは絶大です。乗り換えなしのドア・ツー・ドアに近い感覚は、一度味わうとやめられません。

また、赤ちゃん連れや高齢者と一緒の場合も、移動の負担が少ないバスが推奨されます。車内で周囲に気を使う場面も、混雑した通勤電車の地下鉄よりは比較的少ないでしょう。

確実に座れる?座席事情のリアル

JRの快速エアポートは、指定席(uシート)を取らない限り、座れる保証はありません。特に札幌駅からは混雑しており、立って空港まで行くことになるケースも多々あります。追加料金(840円〜)を払えば座れますが、コストがかさみます。

対してバスは、原則として「座席定員制」のため、乗車できれば確実に座れます(補助席の場合もありますが)。北24条駅は始発の次の停留所であることが多いため、窓側などの良い席を選べる確率は高いです。リクライニングシートでゆったりと過ごせるため、移動中に仮眠を取ったり、スマホを見たりとリラックスできます。

ただし、前述の通り予約はできないため、「絶対確実」とは言えません。それでも、立ちっぱなしのリスクが高いJR自由席と比較すれば、快適性はバスに軍配が上がります。

冬期の遅延リスクと時間の正確性

ここがバスの最大の弱点です。北海道の冬は予測不能です。吹雪による高速道路の通行止めが発生すると、バスは一般道を迂回することになり、所要時間が2時間以上かかることも稀ではありません。また、通常の雪道でも渋滞により10〜20分の遅れは日常茶飯事です。

JRは雪に強いと言われていますが、近年は暴風雪による運休や間引き運転も増えています。それでも、バスよりは定時運行の信頼性が高いのが事実です。「飛行機の時間にギリギリ」という状況では、迷わずJRを選ぶべきです。

夏場や天候が穏やかな日はバス、冬の悪天候時や急いでいる時はJR、というように季節や天候で使い分けるのが、北24条エリアからの賢い空港アクセスの秘訣です。

よくある質問とトラブル回避のコツ

最後に、北24条からバスを利用する際によくある疑問や、知っておくと役立つ豆知識をまとめました。これらを押さえておけば、当日の移動がよりスムーズになるはずです。

満席で乗れなかった時のリカバリー

万が一、バスが満席で乗車拒否された場合、次のバスを待つとフライトに間に合わない可能性があります。その際は即座に「地下鉄南北線」に乗り、さっぽろ駅へ向かいましょう。北24条駅は地下鉄とバスターミナルが直結しているため、リカバリーの移動は数分で可能です。

この判断を素早く行うためにも、バス停には余裕を持って到着しておくことが重要です。出発時刻の10分前には並んでおき、バスが来た時点で混雑状況を見て、無理そうならすぐに地下鉄へ切り替えるという判断も必要になります。

Wi-Fiや電源設備はある?

多くの中央バス・北都交通の空港連絡バス車両には、無料Wi-Fiサービスが搭載されています。簡単な登録でインターネットに接続できるため、移動中に観光情報を調べたり動画を見たりすることが可能です。

USB充電ポートやコンセントについては、比較的新しい車両には装備されていますが、古い車両には付いていないこともあります。「あればラッキー」程度に考えておき、モバイルバッテリーは持参した方が無難です。長時間の移動になるため、スマホのバッテリー対策はしておきましょう。

車内にトイレはある?

基本的に、空港連絡バスの車両にはトイレが付いていません。所要時間は1時間強ですが、高速道路上で降りることはできないため、乗車前に必ず北24条駅やバスターミナルのトイレを済ませておくことが必須です。

もし体調が悪くなった場合は、無理せず運転手に声をかけてください。緊急時には最寄りのパーキングエリアなどに停車してくれる場合もありますが、基本的にはノンストップ運行であることを認識しておきましょう。

まとめ:北24条からの空港アクセスは状況に応じて使い分けよう

北24条駅から新千歳空港への移動について、バス利用を中心に解説してきました。結論として、**「荷物が多い」「乗り換えをしたくない」「確実に座りたい」という場合はバスが圧倒的におすすめ**です。一方で、「冬の悪天候」「時間に余裕がない」という場合は、JRを利用するのが安全策です。

あなたの旅のスタイルや当日の天候に合わせて、最適な移動手段を選んでください。快適な移動は、楽しい旅行の第一歩です。

  • バス推奨: 荷物が多い、乗り換えが面倒、座って寝たい、時間に余裕がある。
  • JR推奨: 冬の吹雪の日、夕方の渋滞時間帯、飛行機の出発時刻が迫っている。
  • Next Action: まずはフライトの時間を確認し、出発の90分前には空港に着くバスの時刻を公式サイトでチェックしてみましょう。