定山渓温泉へドライブに行こうと考えたとき、真っ先に気になるのが「駐車場」の問題です。
「以前は無料の駐車場があったはずだけど、今はどうなっているの?」
「紅葉シーズンや連休はどこも満車で、停められずにグルグルするのは嫌だ」
「日帰り入浴を楽しみたいけれど、ホテルの駐車場は利用できるの?」
このような不安や疑問を抱えている方は非常に多いはずです。
特に定山渓エリアは近年、駐車場の運営形態が大きく変わり、古い情報のままだと現地で困惑してしまう可能性があります。
この記事では、定山渓温泉の最新駐車場事情を、現地の実態に基づいて徹底的に解説します。
かつて多くの観光客に親しまれた「無料公共駐車場」の現在の姿や、混雑時でもスムーズに駐車するための戦略、そして車中泊に関する情報までを網羅しました。
事前に正しい情報を知っておくことで、無駄な時間やストレスをなくし、温泉や散策を心ゆくまで楽しむことができます。
以下に、この記事で得られる主な情報を整理しました。
- かつての「無料駐車場」がどう変わったのか、2025年の最新情報
- 24時間500円で利用できる新しい駐車場の詳細と注意点
- 日帰り入浴やランチ利用で駐車場代を無料にする方法
- 紅葉シーズンや連休の大渋滞を避けるための具体的な行動計画
- 車中泊ユーザーが知っておくべき公式RVパークとマナー
【2025年最新】定山渓の駐車場事情が変わった!有料化と無料の真実
定山渓温泉の駐車場情報は、インターネット上に古い内容と新しい内容が混在しており、非常に分かりにくくなっています。
特に注意が必要なのは「無料駐車場」に関する情報です。
結論から言うと、これまで誰でも無料で利用できた公共の駐車場は、有料のコインパーキングへと姿を変えました。
しかし、悲観する必要はありません。
有料化されたことで管理が行き届き、逆に利用しやすくなった側面もあるのです。
ここでは、絶対に知っておくべき定山渓駐車場の「今」を詳しく解説します。
衝撃!「定山渓スポーツ公園無料駐車場」は廃止・タイムズへ移行
かつて定山渓温泉街の中心部に位置し、多くの観光客が無料で利用していた「定山渓スポーツ公園公共駐車場」。
この場所は現在、完全にリニューアルされ「タイムズ定山渓観光駐車場」として運営されています。
「無料だと思って行ったら有料ゲートがあった」という事態にならないよう、この変更点は必ず押さえておきましょう。
以前は砂利敷きで区画も曖昧だったスペースが、舗装され区画整理されたきれいな駐車場に生まれ変わりました。
有料化された背景には、長時間の放置駐車対策や、より快適な利用環境を整備するという目的があります。
完全に無料ではなくなりましたが、その分、除雪や清掃などの管理が徹底され、安心して車を停められる環境が整っています。
料金は24時間500円!新設タイムズの支払い方法(現金不可)に注意
新しくなった「タイムズ定山渓観光駐車場」の料金設定は、観光地としては非常に良心的です。
駐車後24時間ごとに500円という定額制が採用されています(2025年時点)。
短時間の散策でも、宿泊を伴う長時間利用でも、上限が決まっているため安心して利用できます。
周辺のホテルに宿泊する場合で、ホテルの駐車場が満車だった際の代替地としても十分に機能する価格設定です。
ただし、最も注意すべき点は「支払い方法」です。
この駐車場は、精算機が現金に対応していない「完全キャッシュレス決済」となっています。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済の準備が必須です。
出口で「現金しか持っていない」と慌てないよう、事前の準備を忘れないでください。
それでも「無料」で停めたいなら?日帰り入浴・ランチの活用術
公共の無料駐車場がなくなった今、完全に無料で車を停める方法は「施設の利用者になること」に限られます。
多くの温泉ホテルや飲食店では、日帰り入浴やランチを利用する客に対して、専用駐車場を無料開放しています。
例えば、定山渓ビューホテルやホテルミリオーネなどの大型施設では、日帰り入浴利用者は数時間無料で駐車できるケースが一般的です。
また、カフェやパン屋を利用する際も、店舗専用の駐車場があれば無料で停められます。
ポイントは、散策だけを目的にするのではなく、「温泉に入る」「食事をする」という目的をメインに据えて、その施設の駐車場を拠点にすることです。
ただし、施設によっては「利用中のみ駐車可」とし、利用後の長時間散策を禁止している場合もあるため、現地の案内やフロントでの確認が欠かせません。
定山渓公共駐車場とスポーツ公園駐車場の違いとは?現状を整理
ネット検索をしていると「定山渓公共駐車場」と「スポーツ公園駐車場」という2つの名称が出てきて混乱することがあります。
実質的に、観光客が汎用的に利用できたメインの駐車場はスポーツ公園駐車場(現・タイムズ)を指していることがほとんどです。
古いブログ記事や観光ガイドでは、これらが混同されていたり、現在はない小さなスペースが紹介されていたりすることもあります。
現在、定山渓温泉街において、ゲートがなく誰でも自由に出入りできて、かつ無料という公式の公共駐車場は存在しないと考えておくのが無難です。
「行けばなんとかなる」という考えは捨て、タイムズを利用するか、目的の施設の駐車場を予約・確認するという姿勢が、スムーズな観光の第一歩です。
路上駐車は絶対NG!警察の取り締まり強化エリアとリスク
駐車場が有料化されたり満車だったりすると、つい魔が差して路上駐車をしたくなるかもしれません。
しかし、定山渓エリアでの路上駐車は極めてリスクが高い行為です。
国道230号線は交通量が多く、少しの駐停車でも渋滞の原因となります。
また、温泉街内部の道路は道幅が狭く、ホテル送迎バスや路線バスが頻繁に行き交うため、路駐車両は交通の重大な妨げとなります。
警察によるパトロールも重点的に行われており、特に紅葉シーズンや連休中は取り締まりが強化されます。
「少しの間だけ」という油断が、高額な反則金やレッカー移動という最悪の結末を招きかねません。
数百円の駐車料金を惜しんで旅を台無しにしないよう、必ず正規の駐車場を利用してください。
目的別・定山渓のおすすめ駐車場マップ
定山渓は温泉街が川沿いに広がっており、目的地によって最適な駐車場が異なります。
適当な場所に停めてしまうと、急な坂道を長く歩くことになったり、目的地まで遠回りになったりしてしまいます。
ここでは、観光の目的別に、どこの駐車場を利用するのが最も効率的で快適かを解説します。
自分のプランに合わせて、ベストな駐車スポットを選定してください。
温泉街中心部へアクセス最強!「タイムズ定山渓観光駐車場」の使い倒し方
前述した「タイムズ定山渓観光駐車場」は、立地条件としては定山渓で最強の場所にあります。
定山源泉公園、月見橋、そして多くの主要ホテルが徒歩圏内に収まっています。
温泉街の中心部を散策したい、足湯巡りをしたい、お土産屋を覗きたいという場合は、迷わずここを目指しましょう。
収容台数は約50台と決して多くはありませんが、24時間出入り自由であるため、早朝に到着して朝日を浴びながら散策したり、夜のライトアップイベントを見に行ったりするのにも最適です。
中心部に位置しているため、ここを拠点にして、疲れたら一度車に戻って休憩するといった使い方も可能です。
定山渓観光のベースキャンプとして、最も汎用性の高い駐車場と言えるでしょう。
二見公園・二見吊橋の散策に便利な駐車スペースと距離感
定山渓のシンボルの一つである「二見吊橋」や、紅葉の名所として知られる「二見公園」。
これらは温泉街の西側に位置しており、中心部からは少し歩きます。
もし二見エリアの散策をメインにするのであれば、タイムズ定山渓観光駐車場から歩くことも可能ですが(徒歩10分〜15分程度)、季節や天候によっては少し遠く感じるかもしれません。
二見公園周辺には専用の無料駐車場はありませんが、近隣のホテル(定山渓第一寶亭留 翠山亭など)の日帰りプランを利用することで、近くに駐車できる可能性があります。
また、混雑していない平日であれば、温泉街西側の道路状況を見ながら、一時的な乗降が可能なスペースを探すこともできますが、基本的には中心部の駐車場に停めて、渓谷沿いの遊歩道を散策しながら向かうのが王道ルートです。
川のせせらぎを聞きながらの散歩は、定山渓ならではの贅沢な時間です。
足湯巡り(定山源泉公園など)に最適なルートと駐車戦略
定山渓には「定山源泉公園」「足のふれあい太郎の湯」「長寿と健康の足つぼの湯」など、無料の足湯スポットが点在しています。
これらを効率よく巡るためにも、やはりタイムズ定山渓観光駐車場がベストポジションになります。
特に「定山源泉公園」は駐車場のすぐ近くにあり、温泉卵を作る体験もできるため、最初に訪れるスポットとしておすすめです。
足湯巡りをする際は、タオルをすぐに取り出せる場所に持っておくことと、脱ぎ履きしやすい靴で行くことが重要です。
冬場は濡れた足が冷えてしまうため、替えの靴下もあると安心です。
駐車場を起点に、東側の足湯から西側の足湯へと順番に攻略していくルートを組めば、無駄なく温泉街全体を楽しむことができます。
紅葉・連休の激混み回避!渋滞知らずの裏ワザ
定山渓が一年で最も混雑するのが、秋の紅葉シーズン(9月下旬〜10月中旬)です。
この時期は札幌市内から定山渓へ向かう国道230号線が大渋滞し、駐車場も朝早くから満車になります。
「せっかく来たのに車が停められない」という悲劇を避けるためには、事前の戦略と情報収集が不可欠です。
ここでは、混雑ピーク時でも賢く立ち回るためのテクニックを紹介します。
国道230号線の大渋滞を避ける到着時間と帰宅時間の黄金ルール
紅葉シーズンの渋滞を避けるための最大の防御策は、時間をずらすことです。
具体的には、**「朝8時前」**に現地に到着することを目標にしてください。
多くの観光客は10時から11時頃に到着するように家を出るため、その裏をかくのです。
朝8時であれば、タイムズ定山渓観光駐車場もまだ空きがある可能性が高く、空気も澄んでいて写真撮影にも最適です。
また、帰宅時間も重要です。
夕方の16時から18時は、札幌方面へ帰る車で激しい渋滞が発生します。
これを避けるには、**「14時頃に早めに切り上げる」**か、逆に**「夕食を食べて19時以降に帰る」**かの二択が賢明です。
中途半端な時間に帰ろうとすると、通常1時間の道のりが2時間以上かかることも珍しくありません。
満車時の最終手段!少し離れても確実に停めるための代替案
もしタイムズ定山渓観光駐車場が満車だった場合、次にどう動くかを決めておく必要があります。
一つの手段として、定山渓スポーツ公園(テニスコートなどがあるエリア)のさらに奥や、少し離れた場所にある臨時駐車場が開設されていないかを確認することです(イベント時など)。
また、どうしても駐車スペースが見つからない場合は、日帰り入浴を受け付けているホテルの駐車場を有料でも良いので利用させてもらえないか交渉する、あるいは確実に日帰り入浴を利用して堂々と停めるという手が有効です。
「駐車場代として日帰り入浴料を払う」と割り切れば、温泉にも入れて車も停められ、一石二鳥です。
満車看板の前で立ち尽くすよりも、お金を使って快適さを買う判断が、結果的に満足度の高い旅行につながります。
冬季の駐車場閉鎖情報と雪道でのスタック回避マナー
北海道の冬は厳しく、定山渓も例外ではありません。
夏季は利用できたスペースが、冬になると除雪の雪捨て場になっていて駐車できないというケースが多々あります。
特に、道路脇のちょっとしたスペースなどは、冬場は雪壁に埋もれて消滅します。
冬に定山渓を訪れる際は、ロードヒーティングが完備されているホテルや、管理人が常駐して除雪されている有料駐車場以外には絶対に停めないでください。
中途半端に除雪された場所に無理やり入ると、スタックして出られなくなるリスクがあります。
また、駐車場内であっても、降雪時は隣の車との間隔が分かりにくくなるため、ドアの開閉スペースを十分に確保して停める配慮が必要です。
スコップやスノーブラシを車載しておくのは、冬の定山渓ドライブの基本中の基本です。
定山渓で車中泊はできる?快適に過ごすための宿泊ガイド
近年、バンライフや車中泊旅行の人気が高まっていますが、定山渓温泉街での車中泊は注意が必要です。
「道の駅」が温泉街の直近にはないため、適切な場所を選ばないとトラブルの原因になります。
ここでは、車中泊ユーザーのために、公式に認められた施設と、守るべきマナーについて解説します。
温泉街の駐車場は車中泊禁止?トイレ事情と夜間の治安
まず大前提として、**タイムズ定山渓観光駐車場での車中泊は推奨されません。**
24時間利用可能で料金上限もありますが、あくまで観光用駐車場であり、キャンプ場ではありません。
トイレは近くの公衆トイレを利用することになりますが、夜間の頻繁な出入りやアイドリング、車外での調理行為は近隣住民や宿泊客への迷惑となります。
また、夜間の温泉街は意外と静かで、エンジン音はかなり響きます。
職務質問の対象になる可能性もあるため、単なる仮眠程度ならともかく、本格的な車中泊の拠点として利用するのは避けた方が賢明です。
快適な睡眠と安全を確保するためには、次に紹介する専用施設を利用しましょう。
正式に泊まるならここ!「札幌小金湯さくらRVパーク」の設備と料金
定山渓エリアで堂々と、そして快適に車中泊をするなら、定山渓から車で約5分〜10分ほどの場所にある「札幌小金湯さくらRVパーク」が最適解です。
ここは日本RV協会認定の車中泊施設で、電源設備や24時間利用可能な清潔なトイレ、ゴミ処理対応(有料)などが完備されています。
何より嬉しいのは、すぐ近くに「小金湯温泉」があり、日帰り入浴を楽しんだ後にすぐに車で休める点です。
料金は1泊数千円かかりますが、安心感と設備の充実度を考えれば決して高くはありません。
予約が必要な場合が多いため、事前に公式サイトで空き状況を確認しておきましょう。
定山渓観光の拠点として、これほど恵まれた環境の車中泊スポットは他にありません。
中山峠・定山渓PAでの仮眠利用と守るべき最低限のマナー
定山渓温泉街からは少し離れますが、国道230号線をさらにニセコ方面へ進んだ場所にある「定山渓パーキングエリア(PA)」や、さらに先の「道の駅 望羊中山(中山峠)」も、休憩スポットとして利用可能です。
ただし、これらはあくまで休息のための施設であり、長期滞在やキャンプ行為は禁止されています。
特に中山峠は標高が高く、夜間は夏でも冷え込むことがあるため防寒対策が必須です。
また、トラックドライバーの休憩場所でもあるため、大型車のアイドリング音が気になる場合もあります。
ここで仮眠を取る際は、
・エンジンを切りアイドリングストップを徹底する
・ゴミは持ち帰る
・洗面所で炊事や洗濯をしない
といった最低限のマナーを厳守してください。
マナー違反が続けば、利用制限がかかる可能性もあることを忘れないようにしましょう。
まとめ
定山渓の駐車場事情は、スポーツ公園駐車場の有料化(タイムズ化)によって大きく変わりました。
「無料」という選択肢はほぼ消滅しましたが、1日500円という明確な料金体系になったことで、以前よりも利用のハードルは下がったとも言えます。
最後に、定山渓へのドライブを成功させるためのポイントを振り返ります。
- 旧・無料駐車場は「タイムズ定山渓観光駐車場」になり、24時間500円(現金不可)。
- 無料で停めたいなら、ホテルの日帰り入浴やランチ利用をセットにするのが鉄則。
- 紅葉シーズンは朝8時着を目指し、午後の渋滞前に脱出するか、夜まで残るかの二択。
- 車中泊をするなら温泉街の駐車場ではなく、「札幌小金湯さくらRVパーク」を予約する。
駐車場さえスムーズに確保できれば、定山渓の美しい渓谷美や温かいお湯を存分に満喫できます。
この記事の情報を参考に、事前の準備を万端にして、安心・快適な定山渓ドライブを楽しんでください。
次は、目的の温泉施設の営業時間や、ランチの美味しいお店をチェックして、具体的な旅のスケジュールを立ててみましょう。

